鈴木“イチロー”化!? 広島鈴木誠也外野手が左打ちのものまねを披露した。マツダスタジアムの室内練習場で居残り打撃を実施。「普通に遊びです」と言うものの、イチローや米大リーグ・レイズの筒香、昨季ナ・リーグの首位打者を獲得したブルワーズのイエリッチらの打撃フォームを“完コピ”に近い形で再現。約20分間にわたり左でカーブマシンを打ち込み、その後は右で同時間振り込んだ。

もともと左打ちが好きという鈴木誠は「左の方が振りやすいので」とニヤリ。普段の利き目が左目ということもあり、「(ボールの)見え方も違う。プロに入ったらどうしても自分の利き目だけでやりがちになってしまう。今は良い機会なので」と説明。左打ちについては「もうちょっと練習が必要です」とおどけた。

最短で6月19日の開幕へ向け、ピッチを上げていく。「いきなり(ペースを)上げるのも怖いので、徐々に上げていければ。もし本当に始まった時に良いパフォーマンスができないのが嫌なので、しっかりそこに合わせてやっていきたい」と気合をにじませた。【古財稜明】