試合数が「143」から「120」に減りました。「ショートシーズンになった」と評する人もいますが、実際に現場で戦うものは結構長く感じると思います。何が起きるか分からない。

阪神の1位は揺るぎません。新外国人ボーアはストレートに強いことは証明されたが、変化球に対応できるかどうか。それと大山にボーアを押しのけるぐらいの姿勢を示してほしいものです。

決め手は投手力でしょうな。メッセンジャーの存在は大きかったし、ジョンソン、ドリスの穴が埋まれば十分に戦える。ここに出遅れている高橋、藤浪が伸びてこないと。

わたしはあえて新人の井上に期待したいです。福留、糸井の代わりを育てるのはもちろんのこと。高山もいます。そして井上を1年目から抜てきするぐらいの気概をみたい。

阪神は巨人を倒さんことには優勝への道は見えてこない。いきなりの天王山です。宿敵との3連戦から火ぶたを切る5カード、15試合が勝負ですわ。(日刊スポーツ評論家)

 

<セ・リーグ>

(1)阪神(2)DeNA(3)巨人(4)中日(5)広島(6)ヤクルト

<パ・リーグ>

(1)西武(2)ソフトバンク(3)オリックス(4)ロッテ(5)日本ハム(6)楽天