ロッテ西野勇士投手(29)の長期離脱が避けられなくなった。16日、横浜市内の病院で診察を受け、右ひじ内側側副靱帯(じんたい)損傷と診断された。

西野はオープン戦から安定した投球を続け、開幕ローテーション入りが内定していたが、10日の中日戦の登板後、右ひじに違和感を覚えていた。5月末に実戦が再開して以降は一転、本来の球速帯に届かない状態が続いていた。

井口監督は「今のところ、診断的にはすぐに復帰できない感じがします」と険しい表情だった。23日の本拠地開幕戦・オリックス戦は、二木の先発が内定。24日は小島、25日は岩下が先発する予定となった。