阪神は22日、能見篤史投手(41)が継続的に取り組んできた子どもたちに向けた社会貢献活動を、今年も行うことを発表した。兵庫・西宮市と能見の出身地である豊岡市の児童福祉施設や保育園などに、レギュラーシーズン公式戦1試合登板につき、2万円相当の玩具を寄贈する。

14年から続けている活動で今年が7年目。昨年は60施設に102万円相当の「マジックナインベースボール」を寄贈した。能見は「世の中が大変な状況の中で、こうして野球ができることに改めて感謝したいですし、そんな中でプレーする選手として、野球を通じて社会貢献していくことに意義があると思います。自分が投げることでチームにも貢献できますし、子供たちにも笑顔になってもらえるので、1つでも多く登板できるように今年も頑張ります」とコメントした。