オリックスが窮地に立たされた。同点の延長10回に6番手沢田がサヨナラ打を浴びて敗戦。ロッテに同一カード5連敗を喫した。開幕から8試合が終わり1勝7敗の借金「6」。西村監督は「いろいろ考えないといけない。(打線が)初回の1点だけなのでふがいない…」と肩を落とした。

守護神の交代も示唆した。同点の9回にディクソンがマウンドに上がるも、1死も取れずに降板。指揮官は「信頼は変わらないが(守護神交代を)考えないといけない」と話した。この日1軍昇格したヒギンスが9回無死満塁の大ピンチを火消ししたが、ここまで救援陣はフル回転しており、延長10回に力尽きた。

26日に3球を投じたところで緊急降板したエース山岡も病院でMRI検査を受け「左内腹斜筋の筋損傷」と診断を受けた。西村監督が「今すぐには無理でしょう。焦ったりしないようにと伝えました」と話すように、長期離脱の可能性もある。明るい話題が欲しい。