阪神が今季初の逆転勝利で、連敗を3で止めた。9回に新助っ人サンズが逆転3ラン。9回は藤川が締め、今季初セーブ。勝利投手は9年目伊藤和で、プロ初勝利。矢野燿大監督のインタビューは以下の通り。

-サンズが見事にやってくれた

前の打席まではあまり良くなかったけど、決めてくれた。みんなにとって、大きなホームランだった。

-2軍スタートで悔しい思いもあった

どうしても外国人は枠がある。常にベストを尽くすというのはJB(ボーア)もそうだけど、サンズも見せてくれている。

-ボーアは初マルチで盗塁も

雰囲気も出てきたし初盗塁というのも、おもしろい。意欲も。打席の中で雰囲気が出てきている。

-糸井の1発

ホームランは流れが変わるところになるし。今日はやっぱりホームランはポイントになっている。嘉男のホームランはでかかった。

-初回に仕掛けた

そういう野球がうちの野球なんだけど。1点じゃなくて2点取れたというのはそうやし、もうちょっといきたかったというのは正直なところあるけど。だからこそ(その裏の)チカの先頭打者のをしっかり捕ってやらないと。立ち上がりヨーイドンであのプレーというのはチームにとってもサダにとっても、チカとしてはいろいろ返してもらわないと。だからこそチャンスで打ってくれるんじゃないかなという期待はしてたんだけど。明日以降に期待します。

-劣勢でスアレス投入

先のことも計算しているんだけど、計算通りにはいかないんで。足りなくなるかもしれない中でも先手先手というか、先にいくだけいこうということでスアレスも。スグルもイニングをまたいで球数も増えてくと明日以降もしんどくなるんで、そういうところでは全体のことも考えてスアレスを投入しました。

-最後は球児が締めた

最後踏ん張れたのは大きい。踏ん張れたからこそ、明日から落ち着いて全体的に野球をやれる。

(自ら続けて)

カズオ(伊藤和)が9年かかったけど1勝。ケガで、なかなかチャンスなくて。これも何かの縁で、俺にとっても忘れられない1勝になった。

(さらに続けて)あと、一番というか、忘れたらあかんのが海。(9回2死一塁で代走に出てから)あそこでの盗塁は超スペシャルな(働き)。あそこでいけるというのは海の強さ。1面でもいいんじゃないかと思うくらいの走塁やと思う。

-この1勝がきっかけに

何とかこの1勝というのを明日につなげます。