巨人がDeNAとの首位攻防戦初戦を制した。

1点を追う6回に、岡本、パーラの適時打で2点を奪って逆転。

原辰徳監督(61)は「その前に丸のスチールも非常に生きましたですね。まあ、少ないチャンスをものにしたということですね」と評価。

2点を追う2回は中島の1号ソロで追い上げた。

「一方的にならないという意味ではね、1点差に迫ったという意味では大きかったと思いますね」

「7番左翼」で先発起用したウィーラーは5回に移籍後初安打。

指揮官は「うちにはいないタイプですし、ウィーラーも日本の野球というものは非常に理解しているし、ジャイアンツの選手たちも違和感なく話しをしていた。何か今日来た選手とは思えないぐらいのね、私も最初に会った時から非常にこう、やる気に満ちた、準備ができているというところで、今日スターティングメンバーで使ったというところですね」と言った。

不調に苦しんでいた丸にも1号が飛び出した。

「本人と、私は同じくらいうれしいと思います。いつかは出ると思いながらもね、1本出たというのは、本人の中でも大きいと思いますね」

20歳の戸郷には7回途中2失点で2勝目が付いた。

「自分の役割というものを少し理解してきているかなと。慌てることなくですね、自分のピッチングをやれているという点では成長したと思いますね」

これで開幕から4カード連続で初戦に勝利。

「やっぱりアドバンテージだと思いますね。やっぱり初戦というのは非常に重要ですし、そのスタートという点では、理想的なものだと思います」