日本野球機構(NPB)は、11月21日からの日本シリーズの開催地をセ・リーグ、パ・リーグの各出場球団の本拠地で行うことを検討している。

従来は各球団が同シリーズ進出に備え本拠地を確保しているが、新型コロナウイルスの影響で開幕が延期となり、日程がずれ込むことから再確保の必要があった。NPBの井原事務局長は「球場事情で(確保)できないところもあるようだが、これから考えないといけない。一方で原則は本拠地球場になるのかなと。本拠地の確保を検討するのが今の時点です」と話した。一時は11月末までのシーズン終了へ進出球団にかかわらず、天候に左右されないドーム開催のプランも挙がっていたとみられるが、従来通りの形式を目指す。