日本野球機構(NPB)とJリーグの第11回「新型コロナウイルス対策連絡会議」(Web会議システム)が6日、実施された。

開幕前から事前検査でPCR検査をNPB、Jリーグで約3000人に行ったが、今後は抗原検査が推奨された。抗原検査は精度でやや劣るが、唾液での採取も可能で経費的にもメリットがある。専門家チームの愛知医大・三鴨廣繁教授は「保険点数で言えばPCR検査は1万3500円で抗原検査は6000円。PCRの方が感度はいいが、選手は健康な方が多い。議論を始めてもいい時期に来ている」と説明した。検討段階で今月中の定期検査はPCR検査が継続される。