日本野球機構(NPB)は7日、臨時実行委員会を開き、選手らに新型コロナウイルス感染者が出た場合の試合の挙行について協議した。

井原事務局長は「市中感染の拡大により、試合挙行を判断する時に今まで考えていたフロー(工程)だと合わないところも出てきたので見直しをする」と説明。1日にソフトバンク長谷川の感染が判明し、その他選手への感染の有無の確認に時間を要するために2日の西武戦が中止。保健所も感染拡大で濃厚接触者の特定に時間がかかり、試合前までに判定が出るかも不透明な状況だ。

これまでは定期検査で午前中までに結果を受け、自治体と保健所と連絡を取り合い、臨時実行委員会などを開いて対応する流れだった。現況に合う工程を作るために12球団でNPBの土台案を持ち帰り、11日の実行委員会で再度、協議する。