阪神先発投手陣が31日、甲子園で投手指名練習を行った。チームはシーズンの折り返しとなる60試合を終え、貯金1でターン。大型連戦が2度控える勝負の9月は、1日ヤクルト戦(甲子園)から長期13連戦がスタートする。

同2日ヤクルト戦(甲子園)に先発が予想されるオネルキ・ガルシア投手(31)は、キャッチボールなどで汗を流した。前回登板の8月26日中日戦(甲子園)では、6回2失点で今季2勝目。中日時代の18年から甲子園で先発した試合は12戦で勝ち星がなかったが、13戦目で待望の白星が付いた。登板前日の同25日にはモヒカンを赤色に染め上げ、甲子園星を呼び込んだ。赤色モヒカンはこの日も健在で、左腕は「赤髪に変えてから(チームが)6試合中5勝することができているから、幸運を運んでくれてると思うよ。去年も赤髪に変えてからチームも勝ってクライマックスシリーズまで進めることができたから、またチームに幸運をもたらすことができたらうれしいね」。ガルシアの赤モヒカンが、チームに勝利という幸運を運ぶ。