巨人沢村拓一投手(32)とロッテ香月一也内野手(24)のトレードが両球団で合意に達し、7日に発表された。10年ドラフト1位で入団した沢村は、今季は一時守護神として期待されながら7月に1軍登録を抹消され、異例の3軍降格も経験。巨人にとっては今季3例目のトレードで、推定年俸1億5400万円と650万円の年俸格差の大きな移籍で、将来性のある左の強打者を補強。沢村はパ・リーグで優勝争いをする新天地で剛腕復活を期す。

◆巨人ドラフト1位入団選手のトレード 沢村は10年ドラフト1位で巨人入団。巨人のドラフト1位選手(自由獲得枠、希望枠を含む)がトレードで移籍するのは、16年11月に2対2のトレードで日本ハムに移籍した大田泰示以来15例目。このうち新人王経験者は木佐貫洋と2人目。

巨人ドラフト1位入団選手のトレード移籍
巨人ドラフト1位入団選手のトレード移籍

7月、DeNA戦で原監督(右)の話を聞く沢村
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