阪神ドラフト1位の西純矢投手が2回1安打無失点と、安定感のある投球を見せた。

ウエスタン・リーグ、オリックス戦(オセアンBS)に7回から2番手で登板。8回には得点圏に走者を背負ったが、味方の好守もあり、無失点で切り抜けた。直球の最速は151キロを計測した。

8月には今季限りでの現役引退を表明した藤川のアドバイスで、右腕を正確にトップへと持ってくるようにフォーム固めに取り組んだ。リリース時に左腕が上がりすぎないように、ベルトで左腕を固定して投球練習を行うなど工夫を重ねた。「本当に身になってきていて、制球もだいぶ安定した。右打者のインコースにも狙って投げられるようになってきている」と手応えを感じている。次回登板では再び先発でマウンドに上がる見込みだ。