阪神は打線改造も実り、2連勝を飾った。

02年矢野以来、18年ぶりに「2番捕手」を選択した一戦。1回無死一塁、プロ初の2番スタメン出場した梅野隆太郎捕手(29)が左前打で続く。プロ2度目となる3番スタメン出場の糸原健斗内野手(27)が犠打を決め、1死二、三塁から4番ジェリー・サンズ外野手(32)の右前適時打で先制した。

サンズは2点リードの6回にも先頭で特大の18号中越えソロ。バックスクリーン左の中段席まで届かせ、先発西勇輝投手(29)を援護した。8回には梅野が右中間最深部に4号ソロを運び、ダメ押しした。

西勇は3回まで完全投球。初安打を許した4回以降も安定した投球を続け、今季初完封で6勝目(3敗)を手にした。