ロッテは14日、種市篤暉投手(22)が横浜市内の病院で右肘内側側副靱帯(じんたい)の再建手術(トミー・ジョン手術)を受けたことを発表した。

術後4週間はギプス固定で、スローイング開始は4カ月後の予定。井口資仁監督(45)は「長期的に離れるので非常に残念ですが、トミー・ジョン手術をやるとみんな(球が)速くなって帰ってくるので、さらにパワーアップした種市を来年後半に見られればいいなと思っています」と話した。

種市は今季7試合に先発し、3勝2敗、防御率3・47をマーク。150キロに迫る直球と大きなフォークを武器に、7月25日の西武戦(メットライフドーム)ではプロ初完封をマークしたが、右肘違和感のために8月2日に出場選手登録を抹消されていた。

チームでは今季、西野勇士投手(29)も6月30日にトミー・ジョン手術を受け、リハビリを続けている。また19年1月には大嶺祐太投手(32)も同手術を受け、今年9月1日の西武戦(ZOZOマリン)で1軍復帰登板を果たした。