プロ野球オーナー会議と日本野球機構(NPB)の社員総会が14日、都内で行われた。

20年度(20年10月~21年9月)の収支予算、事業計画が承認され、新型コロナウイルスの影響で前期比で約6億3000万円減額で約8000万円の黒字を見込む。感染拡大防止で観客の入場制限が継続されているため11月の日本シリーズの収入を低めで想定。今季は中止となった球宴は来季は例年通り開催する前提だ。議長のDeNA南場オーナーは球界全体の経営状況に「今年1年で困難がすべて終わるのは楽観的すぎる。来季になればすべてコロナ禍の影響から解放されるという球団はない」と受け止めた。