巨人が8連勝を飾り、優勝マジック38が点灯した。

1回に先制を許すなど、3度リードを許したが追い付き、逆転した。

原辰徳監督は「3人で攻撃が終わるか、ランナーが出たら、1点、1点。集中した6回ですが、亀井が無死二塁からつなげたのが大きいですね。その後は見事な打撃だったと思います」と評価した。

7番大城、8番吉川尚がともに適時打を放つなど下位打線が好調をキープする。指揮官は「打率も上がってきてますしね、貴重なところで打点。相手チームも嫌なバッターになってきていると思いますね」

エース菅野智之投手には開幕11連勝となる白星がついた。「投球そのものも非常にいいんでしょうけど、周りで守って、点数を取るという点でも、彼の1人だけの力ではないと思う。非常にいいコンディションの中で、今日が一番ちょっと不安定だったところもあると思いますが、みんなの力でつなげられたのはいいことだと思いますね」。

マジック点灯については、「志半ば、戦い半ばです」と引き締めた。