巨人が8年ぶりの9連勝を飾り、優勝へのマジックを「35」とした。

9回に1点差に迫られる展開に、原辰徳監督(62)は「なかなかですね。気を許したということではないのですが、相手チームも必死ですし、我々も1つ勝つのは大変だと改めて思いますね」と言った。

坂本、岡本の主軸をコンディション不良で欠く中、今季初スタメンの田中俊が1号ソロ含む3安打2打点、立岡は1号3ランを含む2安打4打点の活躍。

指揮官は「すばらしい。『阿部チルドレン』とでもいうんでしょうかね。よみうりランドで一生懸命、真っ黒になってきている2人が、7番8番で非常に大きな役割果たしてくれました」と賛辞を送った。

虫垂炎の手術で入院した元木ヘッドコーチに代わり、阿部2軍監督がヘッド代行を務めた。

原監督は「ワンチームですから。いかなる場合でもみんなで助け合いながらやるという中で、最善の策という中で、慎之助にはきていただいたというところですね」と言い「どういう場合でもカバーし合うということが大事なことだと思いますね」とチーム一丸を強調した。