亜大が延長11回のタイブレーク(無死一、二塁から攻撃)を制し、今季初勝利を挙げた。

3-3で延長に入り、10回からは今季採用されるタイブレークに突入。互いに2点を奪って迎えた11回、亜大は2死一、三塁から代打出場の山下滉介外野手(2年=岡山理大付)が右越え打してサヨナラ勝ちした。

山下は「外のストレートです。ライトフライかな、と思ったけど、風で伸び打てくれた。気持ちいいです」と喜んだ。

今季は2回戦総当たりで順位は勝利数で決定される。亜大は1勝1敗とした。

▼立正大・坂田精二郎監督(延長10回に2点を奪いながら追いつかれ、11回にサヨナラ負け)「タイブレークは難しい。(3番手の)門馬が頑張って、よく投げてくれた。それだけになんとかしたかった」

▼亜大・高山大河投手(延長11回を併殺と三振で無失点。リーグ戦初勝利)「みんながつないでくれたんで、自分も役割をこなそうと思って投げた。この経験を次に生かしたい」