亜大の“新人”が勝利を引き寄せた。

6番左翼で先発した広瀬将外野手(4年=県岐阜商)は、大学生活でこの日が初ベンチ入り。1回2死満塁で打順が回ると、左中間に先制の3点適時二塁打を放った。公式戦初ベンチ初先発初打席初安打初打点。初物ずくめの一打で勝利に貢献。「3年半ケガばかりしていて力になれているのか分からなかった。最後にチャンスをいただけて感謝しています」と話した。

29日の試合後の練習で鋭い打球を連発。コーチが生田監督に起用を打診したことで先発に抜てきされた。首脳陣の期待に応えた一打となった。