1年生の貢献で、亜大が全勝の国学院大に土をつけた。

8番右翼で先発した右田稜真外野手(1年=二松学舎大付)が5打数5安打3打点と大暴れした。5回の先頭打者として打席に入ると、内角高めの直球を振り抜いてソロ本塁打。「打てなくても守りがあると思って打席に入った。手応えはありました」と笑顔を見せた。

高校通算30本塁打のスラッガーだが、生田勉監督からは「守備が素晴らしい。足も肩もある」と守備面を評価されている。開幕スタメンもつかみとり、初打席初安打も記録していた。目標としているのは高校の先輩である広島鈴木誠也。走攻守すべての能力が高い選手へと成長をしていく。指揮官は「体もパンチ力もある。試合数をこなせば相当の選手になる」と期待していた。

プロ注目右腕、平内龍太投手(4年=神戸国際大付)はベンチを外れた。生田監督は「今週は投げさせる予定はない。昨日精密検査を受けました。2週投げてきたので、どれくらいの疲労度が出ているか」と話した。3月に受けた右肘クリーニング手術の術後の経過を確認するためで、もともとの予定通り。異常がなければ、第4週から登板する予定だ。