BC新潟は9日、清水章夫監督(45)が今季限りでの退任を発表した。11日の今季最終戦、福島戦(ハードオフ新潟)が新潟の指揮官として最後の試合。終了後に退任あいさつをする。

清水監督は近大から97年、日本ハムにドラフト1位で入団。07年6月にオリックスに移籍し、10年に現役引退。引退後、サイクルショップなどに勤務し、昨季新潟の監督に就任した。昨季はプレーオフ進出はならなかったが、東地区年間勝率2位、チーム打率地区2位、チーム防御率はリーグ2位と選手の力を伸ばした。ドラフト会議では日本ハムに樋口龍之介内野手(26)を育成2位、長谷川凌汰投手(24)を同3位指名で送り出した。

今季は9日現在、あと2試合を残し、中地区Cグループで20勝34敗4分け。福島に7ゲーム離され、地区チャンピオンシップ(CS)進出を逃していた。この日、試合前に球団を通じ「2年間、素晴らしい選手を預からせていただきましたが、全員の目標である優勝に導くことができず申し訳ない気持ちです。新潟、そして野球を通して得たすべての縁に感謝しております」とコメントした。