投打のかみ合った明大が法大を退けた。

先発した竹田祐投手(3年=履正社)が7回2死まで無安打投球。法大・村田雄大外野手(4年=横浜)に安打を許して降板となった。6回2/3を投げ1安打無失点、8奪三振。明大は継投に入り、9回2死からは、11日に完封勝利を挙げた入江大生投手(4年=作新学院)が登板し、無安打無失点1四球で締めた。

打っては今季から4番に座る上田希由翔(きゅうと)内野手(1年=愛産大三河)が、4打数2安打3打点。7回2死二塁で右中間に適時三塁打を放ち、9回1死二、三塁で左前に2点適時打とダメ押しした。

竹田は「テークバックを小さくして投げたら(球を)はじけるようになった」。第3週に試合がなかったため、2週間でフォームを修正し、好投。開幕戦で早大と引き分けて以降、4連勝でポイント4・5とした。

法大は鈴木昭汰投手(4年=常総学院)が先発して、6回8安打2失点で負け投手に。9回は高田孝一投手(4年=平塚学園)が11日の先発に続いて連投も、1回2安打2失点。ドラフト候補に挙がる2枚看板を投入したが、踏ん張れなかった。