オリックスが今秋ドラフト指名候補に、横浜隼人(神奈川)の最速149キロ右腕、加藤大(3年)を挙げていることが12日、分かった。

昨夏の神奈川大会2回戦の大磯戦で直球だけで勝負し、2安打15奪三振完封。各球団スカウトの間で「真っすぐの球威は魅力」と言われる隠し玉的な存在で、同校OBの宗や佐藤一を獲得しているオリックスは高い能力に注目していた。今夏は神奈川の代替大会4回戦で救援登板して星槎国際湘南に敗れ、「プロで活躍するのが最終目標」と明かしていた。

オリックスは13日に中嶋監督代行も同席でスカウト会議を開催。投手では早大・早川隆久(4年=木更津総合)や中京大中京・高橋宏斗(3年)、野手では近大・佐藤輝明内野手(4年=仁川学院)らが1位指名候補の軸とみられる。