中大のドラフト上位候補の牧秀悟内野手(4年=松本第一)、五十幡亮汰外野手(4年=佐野日大)が、ドラフト前最後の公式戦に臨んだ。最下位に沈む東洋大に敗れるも、試合後にはドラフトへの意気込みを語った。

牧は2打数2安打1打点、2つの四球も含めて全打席で出塁。「2安打とも追い込まれてから。相手が決めに来た球を捉えられたと思う。良い感じ」と手応えを口にした。目標にする選手を広島鈴木誠、巨人坂本とし、「率が残せてホームランが打てる、チャンスに強い打者」と表現する。プロの舞台での目標はタイトルを獲得することだ。「打点王になって日本を代表する右打者になりたい」と先を見据えた。

一方で五十幡は4打数無安打、2つのフライと三振など、自慢の足を見せる場面はほぼなかった。ドラフトに向けて「近づくにつれて意識はする。ワクワクドキドキです」と話した。目標の選手は走攻守がそろった左打者のレッズ秋山、ヤクルト青木。「代走だけでなく、スタメンで活躍できる選手になりたい」と意気込んだ。