オリックスが国内フリーエージェント(FA)権を取得した西武増田達至投手(32)の獲得調査を行っていることが15日、分かった。

24年連続で優勝を逃したオリックスは、救援陣が安定感を欠き、ブルペンの強化が今オフの課題に挙がっている。

増田は12年ドラフト1位で西武に入団。新人から7年連続で40試合以上に登板しており、今季も38試合に登板して3勝0敗26セーブ、防御率1・89と好成績を残している。低迷打開、そして悲願のリーグ制覇に向けて、戦力補強に本腰を入れる。

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◆増田達至(ますだ・たつし)1988年(昭63)4月23日生まれ、兵庫県出身。柳学園-福井工大-NTT西日本を経て12年ドラフト1位で西武入団。救援投手として1年目から頭角を現す。15年にはパ・リーグ最多の72試合に登板し。42ホールドポイントで最優秀中継ぎ投手に。16年から抑えに転向し、5年連続2桁セーブを継続中。180センチ、88キロ。右投げ右打ち。