今秋のドラフト上位候補、創価大・萩原哲捕手(4年=日南学園)は強肩強打で優勝に導く。

東京新大学1部リーグの最終週が17日から始まり、勝ち点で並ぶ共栄大との首位決戦。2勝し勝ち点を奪った方が優勝となる。主将として「やるべきことは変わらない。ブレずにしっかりやっていきたい」と静かに闘志を燃やす。

ある球団スカウトは「(2、3位位指名も)あると思う」と話す。遠投120メートル、二塁への送球タイム1秒8台と強肩を誇る。打撃では3番を務め、勝負強く長打力もある。「自分の気持ちの持ち方で、打てる、打てないが決まってくるレベルにあると思う。思い込み過ぎず、気楽に打席に入る意識を持ちたい」。19年春以来の優勝を手土産に、プロの世界に向かう。

20日からは、毎週火~土曜日掲載の長期連載「野球の国から」で「ドラフト候補 まだいる逸材」と題し注目選手を紹介していく。