巨人がDeNA戦(横浜)の雨天中止を受け、先発ローテーションを再編することが17日、分かった。この日、先発予定だった畠を18日の同戦にスライド。開幕からローテを守る戸郷の間隔を空け、20日からのヤクルト戦(神宮)に回すとみられる。自身4連勝を目指す畠は「やることは変わらないので、しっかり準備をして、登板に臨みます」とコメントした。

日程に余裕が生まれ、エース菅野の登板間隔を空けるプランも浮上した。順番通りなら20日のヤクルト戦だが、戸郷が同カードに回ることが濃厚。高橋、サンチェスの3人で回れる。史上初の開幕投手から13連勝を達成し、大車輪の活躍でチームをけん引するエースのコンディション調整を優先し、23日からの阪神3連戦(東京ドーム)に回る可能性が高まった。

この日は9連戦中の8戦目で、軽めの練習でコンディションを整えた。原監督は「天候のことは致し方ないですからね。連戦中ということもありますし、全てをプラスに受け止めて、進んでいきたいと思います」と前向きに話した。2位中日が勝ち、優勝マジックは8のまま。最短22日にリーグ優勝が決まる。