巨人原辰徳監督(62)が、2軍降格となった小林の抹消理由について説明した。「もうひとつ本来の小林に戻っていなかった。まだ時間はあるからというところ」と話した。

今季、小林は6月21日阪神戦で死球を受け、左尺骨骨折で登録抹消。9月18日に1軍復帰を果たしたが、21試合に出場し、18打数1安打、打率0割5分6厘と苦しんでいた。代わって昇格した岸田は小林の離脱中、1軍で打率3割2分、4打点と結果を残していた。原監督は「チャンスを渡しても、いい結果がでなかったというところが、3番目のキャッチャーであるならば、岸田の方がはるかに使い勝手はある。総合的な部分で」と説明した。

この日、小林はイースタン・リーグ日本ハム戦の試合前練習に参加し、打撃練習などを行ったが、同戦への出場はなかった。