オリックスが1位指名を公表し阪神、巨人なども1位候補に挙げる近大・佐藤輝明内野手(4年=仁川学院)が、18年秋以来3季ぶり47回目のリーグ優勝を手に26日のドラフト会議を待つ。

練習オフのこの日、立命大が同大に敗れリーグ戦3敗目を喫したため、8勝2敗で全日程を終えていた近大の優勝が決まった。田中秀昌監督(63)は「待っての優勝は初めて。コロナ禍の中、4年生が引っ張ってくれた。佐藤が本塁打を打った試合は全部勝った」と佐藤の勝負強さを評価した。佐藤は「12球団どこでも」という運命の日を迎え、11月6日開幕の関西地区大学野球選手権(南港中央)で関西トップを目指す。