ロッテが1位指名を公表するなど、競合が確実視される早大・早川隆久投手(4年=木更津総合)がドラフト前日の心境を語った。

「明日に向けては、特には考えていません。次の早慶戦へ向けて体のケアをして、ドラフトを迎えられたらと思います」と静かに話した。

前日24日に146球完封勝利。この日は出番はなく、主将としてベンチワークに徹したが、勝ちきれなかった。既に、優勝は早慶2大学に絞られており、最終週の早慶戦は大一番。ただ、それ以上に、早慶戦の重みを踏まえ「早慶戦は優勝がかった試合と感じずに、伝統の一戦をものにできるか、というモチベーションで戦えれば。優勝よりも、夏(今春リーグ戦)に負けた慶応に2戦、勝ちきるという気持ちでやれればと思います」と決意を口にした。