東京6大学野球は1日、東大、明大、立大、法大の4年生にとっては最後の試合を迎える。いずれの大学も既に優勝は逃しているが、首位打者争いは目が離せない。第1試合は午前11時開始。

【第1試合 東大-明大】

東大は、前日の1回戦に敗れ、17年秋からの連敗は55となった。また、46季連続の最下位も確定した。最後の1試合、何とか連敗を止め、来年につなぎたい。先発は、井沢駿介投手(2年=札幌南)が予想される。1回戦はブルペン待機したエースが試合をつくりたい。

明大の西山虎太郎遊撃手(2年=履正社)は、1回戦で長打2本を重ね、打率をリーグ2位の3割9分3厘とした。シーズン規定打席(31打席)まで1打席で、到達は確実だ。既にシーズン規定打席に達し、現在リーグトップの立大・竹葉(4割2分9厘)を追いかける。2打数2安打なら4割3分3厘となり追い抜ける。先に第1試合で結果を出し、第2試合の竹葉にプレッシャーをかけたい。

【第2試合 立大-法大】

立大・竹葉章人捕手(4年=龍谷大平安)が首位打者獲得なるか。最終週に試合を残す慶大・正木(3割8分7厘)広瀬(3割7分9厘)らもいるため、今週だけで確定とはいかないが、ラスト1試合で打率を維持ないし上昇できるか。

法大は、楽天からドラフト2位指名を受けた高田孝一投手(4年=平塚学園)の先発が予想される。今春王者だが、この秋は開幕の東大戦に2連勝後、引き分けを挟み5連敗。連覇を逃したとはいえ、最後は白星で終えたい。