巨人は2日、11年ドラフトで3球団が1位競合し、「大学ビッグ3」と称された藤岡貴裕投手(31)、プロ通算222試合に登板した田原誠次投手(31)ら支配下選手4人、育成選手10人の計14人に来季の契約を結ばないことを通達したと発表した。

藤岡はロッテ、日本ハムを経て、19年途中にトレードで巨人に加入。移籍2年目の今季は12試合に登板し、0勝0敗、防御率3・12だった。田原は今季1軍登板はなく、2軍戦35試合登板に終わった。大塚球団副代表は10月26日のドラフト終了後に「今年は発掘と育成の元年。血の入れ替えは必要」と話すなど、大幅な選手の入れ替えを行う方針を示していた。

野手では大卒3年目の村上海斗外野手(25)、16年育成ドラフト2位で入団し、昨年6月に支配下登録された加藤脩平外野手(21)も戦力外通告を受けた。