ソフトバンク甲斐拓也捕手(28)が日本シリーズ1号本塁打を放った。2回1死。今村の速球を完璧にとらえると高々と舞い、バックスクリーン左に達した。「しっかり芯で打つことができました。試合終了まで気を抜くことなく集中していきます」。前日21日の初戦は3打数無安打だったが、シーズンで11本塁打をマークしたパンチ力を見せつけた。リードを4点に拡大した。今村はこの回に川島を迎えたところで降板。早々にKOした。巨人投手陣は早めの継投を強いられ、試合を優位に進めた。