ソフトバンクのアルフレド・デスパイネ外野手(34)が、球団史上初となる日本シリーズでの満塁本塁打を放った。

7回1死満塁。鍵谷の外角速球を仕留めると右中間をオーバーフェンスさせた。18年以来、2年ぶりの日本シリーズでの本塁打は、南海、ダイエー時代を通じて球団初のグランドスラム。「完璧にとらえられた。打った瞬間、入ると思ったよ。今日はチャンスで回ってくることが多かったし、あのチャンスで最高の結果になってくれて良かった」。1試合6打点は63年巨人柴田、04年西武カブレラに続き、史上3人目の日本シリーズ最多タイだ。大砲の真価を発揮し、チームも2桁得点の11点に積み重ねた。