昨年に現役引退し、マリナーズの会長付特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏(47)が年内にアマ野球で“初指導”する方向で調整していることが28日、分かった。

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今回のイチロー氏のような臨時コーチでは元ヤクルト宮本慎也氏(50=日刊スポーツ評論家)が慶大を18日から3日間限定でコーチとして指導。キャッチボールの大切さなどを伝えた。同じ東京6大学では東大が元中日谷沢健一氏(73)や元巨人桑田真澄氏(52)らを特別コーチとして招いた。

高校では元中日山本昌氏(55)が18年から弟の秀明氏が監督を務める日大藤沢(神奈川)の特別臨時コーチを務めている。元近鉄でドジャースでもプレーした中村紀洋氏(47)は、浜松開誠館(静岡)の佐野心監督(53=元中日)とプロ入りが同じ91年ドラフトだった縁で、コーチに就任し、月に何度か指導している。天理(奈良)では、中村良二監督(52)と元近鉄つながりで山崎慎太郎氏(54)が投手コーチをしている。また、元ヤクルトの飯田哲也氏(52)は今春から母校・拓大紅陵(千葉)のコーチに就任(非常勤)した。

浪速(大阪)の元阪神遠山昭治監督(53)は昨年6月から解説の仕事の合間に投手コーチとして指導を行い、昨秋の新チームから監督に就任した。