世代を代表する打者、ロッテ藤原恭大外野手(20)も11日、成人の日を迎えた。

地元の大阪・豊中市での式典では「ゆかりの有名人メッセージ」内で映像で出演予定。コロナ禍の式典を華やかにする企画で、球界のスター候補生に白羽の矢が立った。ハタチの誓いは、市内18カ所の会場で同時上映される。

昨年5月6日、20歳の誕生日は午前0時4分の日本ハム柿木を始めに、日本ハム吉田輝ら同世代の選手から次々に祝福ラインが届いた。「しっかり自覚をもって日々を過ごしていきたいと思います」と気を引き締めながら「これからも同じ世代で切磋琢磨(せっさたくま)して、お互い成長しながら頑張っていけたら」と誓っていた。

大阪桐蔭時代に甲子園で春夏連覇を達成。プロでも2年目の昨季終盤に1軍でのスタメン出場が増え、26試合で25安打、3本塁打をマークした。昨年12月には「まだ納得のいく数字は残していないですけど、去年と違って明確な課題は見つかったので、どう減らせるかを目指してやれれば、来年は大きく飛躍できる年になると思っています」と頼もしく宣言。故郷での第一声から羽ばたく。【金子真仁】