“27”を目指す。ヤクルトのドラフト3位、内山壮真捕手(18=星稜)は、目標とする捕手にOBの古田敦也氏を挙げる。

理想は打てる捕手。高校通算34本塁打を放ったパンチ力をプロの世界でも発揮できるよう、腕を磨いていく。2月の1軍キャンプでは臨時コーチを務める名捕手に対し「リードの部分だったり、キャッチングだったり、技術で足りないところがたくさんあるので、技術というのをすごく学びたい」と目を輝かせた。

星稜の1学年先輩である奥川からは寮生活や自主トレーニングのアドバイスをもらい、徐々にプロ生活に適応してきた。野球に打ち込める環境をいち早く整え、正捕手への階段を上っていく。

将来的にもくろむのはポスト古田の座。「背番号27というのは偉大な背番号。そういった背番号をいただけるような選手になれるように頑張りたい」。球界を代表する捕手へと成長し、奥川の球を受ける。その日に向けて、黙々と練習を積み重ねていく。

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