球界最高年俸を更新した。巨人菅野智之投手(31)が14日、都内の待機先で書面のやりとりなどを通じ、契約更改交渉に臨んだ。「そこは超えました」と03年、04年のペタジーニ(巨人)の年俸7億2000万円を大幅に超え、NPB歴代トップとなったことを明かした。

-最高年俸ということに

菅野 やっぱりそれだけプレッシャーもありますし、それに見合った活躍をしないと。身が引き締まる思いです。

-子どもたちに夢を与える

菅野 なかなか野球離れが加速している中で、夢がある数字だと思いますし、すこしでも野球選手になりたいなと。あまりお金の話したくないですけど悲しいことに僕たちはお金でしか評価されないので。でもそういうのも含めて自覚ある、責任あるピッチングを見せていけたらと思います

-チームは井納、梶谷も加入

菅野 頼もしいですね。井納さんはよく投げ合って結構勝たせてもらってたので、いなくなるのは寂しいですけど(笑い)。梶谷さんはよく打たれてるイメージあるので、ジャイアンツ来てくれて良かったです。

-丸、岡本などの(援護を約束する)コメントを見て感じること

菅野 丸に関してはすごく相談しましたし、残留を決めたときもすぐ連絡したんですけど。そういう同級生が、ああいうことを言ってくれるのは頼もしい。逆に助けてもらうのは良くない状態だと思うので、助けられないようにしたいですね。

-開幕投手への思い

菅野 どうなんですかね。3月26日でしたよね。自分の調整がどこまでうまくいくか分からないけど、ただ開幕投手は何度やっても特別。毎年そこを目標にやってるので。とはいえ、そこにこだわりすぎるのも良くないと思う。しっかりそのあたりも監督や投手コーチと相談してやっていければと思います。

-9年目を迎える。自分自身の現在地はどう認識

菅野 現在地ね。まあでも、自分の中ではここまで行けると思ってなかったですし。かといって、じゃあここにくるまで予想してなかったわけではない。

-野球人生におけるいまの現状の位置

菅野 まだまだ、道半ばだと思う。まだまだ満足しているものはなくて。パフォーマンスは上がると思いますし、成績的にも良くなると思う。これは本当に本気で思ってます。