東海大硬式野球部の寮(神奈川県平塚市)で部員が大麻を使用した問題で、神奈川県警が大麻取締法違反(所持)の疑いで部員だった4年生2人を書類送検し、横浜地検小田原支部が不起訴処分としていたことが25日、捜査関係者への取材で分かった。

捜査関係者などによると、地検小田原支部は昨年12月16日と同18日に、それぞれ不起訴処分とした。理由は明らかにしていない。県警は昨年10月、東海大湘南キャンパス近くにある寮の部屋などを家宅捜索。部員6人から事情聴取し、その後の捜査で2人の関与を特定した。

大学は昨年10月、部員の薬物使用に関する通報が寄せられたことを受け、部員に聞き取り調査を実施。2人が大麻使用を認めたと発表した。2人は退部し無期停学処分となった。

東海大硬式野球部は首都大学リーグで73回の優勝を誇り、巨人の原辰徳監督、菅野智之投手ら多くのプロ野球選手を輩出している名門。日本学生野球協会は部員の大麻使用を受け、昨年10月17日から3カ月の対外試合禁止とした。(共同)