東京6大学野球の慶大は1日、新入部員20人を発表した。

西武、巨人、オリックスでプレーした清原和博氏(53)の長男で、高校ではアメリカンフットボール選手だった正吾外野手(慶応)が入部する。大学では野球を希望し、昨年末に慶大の練習に参加。ロングティー打撃で大飛球を飛ばし、慶大関係者を驚かせた。

堀井哲也監督(59)は「本人とも面談しましたが、強い意志を感じました。戦力になる、ならないは努力次第ですが、4年間やる基礎体力はあると判断しました」と話している。

甲子園経験者は、富岡西(徳島)から浮橋幸太投手が入部する。19年センバツに21世紀枠で出場。1回戦で、東邦(愛知)と対戦。「3番投手」で出場し、石川(現中日)と投げ合った。同センバツで優勝した東邦相手に9安打3失点完投の末、敗れた。

20人は次の通り。

【投手】

阿蘇瑠河(慶応)

浮橋幸太(富岡西)○

川島伸行(慶応)

木村勇輝(慶応志木)

白木英稔(慶応)

福住勇志(慶応)

向井颯之介(市西宮)

【捕手】

篠原諒(慶応志木)

本間颯太朗(慶応)

森谷史人(福岡)

【内野手】

新井朝陽(三重)

杉山勇征(清水東)

西沢元希(慶応)

深松結太(慶応)

水鳥遥貴(慶応)

【外野手】

油川友翔(慶応湘南藤沢)

門倉基勝(慶応志木)

清原正吾(慶応)

佐藤駿(慶応)

堀翔太(日大高)

※校名の後の○は甲子園出場者