ロッテから新加入した阪神チェン・ウェイン投手(35)が、今キャンプ初となる打撃投手を務めた。

サンズ、マルテ、糸井を相手に60球を投じ、安打性は7本。直球で押し込む場面などもあり、順調な調整ぶりをアピールした。当初は前クール最終日の18日にシート打撃に登板予定だったが、気温が上がらずコンディション面を考慮して回避していた。

この日は中日時代にチームメートだった吉見一起氏(36)が激励に訪れ、スタンドから投球を見守った。登板後は再会を果たし、笑顔で会話を弾ませていた。

また、この日は助っ人投手陣のガンケル、エドワーズも今キャンプ初の実戦形式となるシート打撃に登板。ガンケルは打者7人に28球を投じて安打性1本、エドワーズは打者10人に34球を投じて安打性は2本だった。