阪神が異例の守備練習を行った。メイングラウンドで打球音と捕球音しか聞こえないサイレントノックを実施。普段なら選手の指示する声や盛り上げる声が響き渡るはずだが、シーン…。サイレントが解除されると、一斉に大きな声が上がった。

メニューに組み込んだ井上ヘッドコーチは「声を出すのが当たり前で慣れてくると、どうしてもダラダラになってしまう。それ(声)がもしなかったらどうなるんやということを分かってほしい」と狙いを説明した。矢野監督も「外野手なんか自分で投げにいく意識が高まる。『オイ!』と声があるところに投げるんじゃなくて、『あそこにしっかり投げるぞ』という意識を持ちながらボールを取りにいく」と違う角度から効果を語った。

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