ヤクルト内川聖一内野手(38)が、打線の新しい核となる。1点を追う1回2死から、山田、村上の連打。2死一、二塁とし、巨人ドラフト1位平内の151キロの直球を中前にはじき返した。この一打が、移籍後初安打初打点。「ほっとした部分は正直あります」と胸をなで下ろした。

初実戦から2試合続けて5番で出場。「青木さんがいて(山田)哲人がいてムネ(村上)がいて、その後のバッターの重要性をすごく感じた」。新外国人選手の来日が不透明な中、5番を誰が担うか。打順は試行錯誤中だが、その不安を晴らした。ベンチからは「ウッチー!」と祝福。「いい意味で後輩からかわいがってもらっている。やっぱりチームが喜んでくれるのはうれしい」と笑った。

キャンプ中は青木から体の使い方を聞く場面も。常に向上心を持ち続け、現役最多2171安打を積み重ねた。新入団の今季は勝利につながる打撃で、チームやファンを喜ばせていく。

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