中日が開幕カードで対戦する広島に4安打完封で敗れた。

序盤は得点圏に走者を進めたが、5回以降は広島ドラフト1位栗林良吏投手(24=トヨタ自動車)らにパーフェクトに抑えられた。

「積極的なスイングができなかった。甘いボールを打ち損じた。去年も一昨年もタイミングが合わずに甘い球が振れなかった。いつまでも振れないと困る。多少のボール球でも振ると決めたら振る。振るという動作をしないと動きが出ない」。与田監督は、試合後のミーティングで選手たちに、現状を打破することを訴えた。

「2番・中堅」で出場した岡林はバントの構えをみせるなど、先発スコットを揺さぶりながら二塁内野安打で出塁。けん制で刺されたものの「相手にいろんな警戒をさせる。やる、やらないより、プレッシャーをかけるのはいい姿勢」と、売り出し中の2年目19歳に姿を称賛した。

この日、石垣の2軍落ち、高松の1軍昇格が発表された。沖縄での練習試合は残りが1軍3試合、2軍1試合。指揮官は「競争も激化する。(キャンプを)いい形で終わりたい」。最終6クールでのサバイバルがはじまる。

 

選手のコメントは次の通り。

中日清水(先発で鈴木誠らに2被弾し4回2失点)「いい部分もあったが、悪い部分も出た。反省の方が多い試合になった」

中日平田(2試合連続安打)「感じ的には悪くない。ポジションを勝ち取れるようにアピールを続けたい」

中日又吉(2回1安打無失点で3試合連続無失点)「しっかり結果を残して中継ぎで生き残りたい」

中日岡田(1回1安打無失点で3試合連続無失点)「1人1人の打者をどう打ち取るか、どう投げるか。その積み重ねを続けたい」

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