広島は23日、中日との練習試合で春季キャンプ第5クールを終えた。

練習試合は対外試合5試合目で初勝利、新打法に取り組む鈴木誠也外野手(26)と堂林翔太内野手(29)に今年1号が飛び出した。

佐々岡真司監督(53)の一問一答は以下の通り。

-好内容の試合となった

佐々岡監督 先発スコットから投手陣がしっかり抑えた中でのゲームだったと思います。ヒットも出て、つなぐ意識、次の塁ということも、失敗がありながらしっかりとした(試合ができた)。ずっと負けていた中で、選手たちが最初の円陣で「今日は勝とう」と。負けるよりも勝った方がいい雰囲気になる。本当に今日はナイスゲームでした。

-第5クールの手応え

佐々岡監督 広島に帰ってからの先発陣、リリーフ陣は本当に競争。先発投手は(大瀬良、森下、九里の)3枚がほぼ頭の中に入っている中で、残り3枚の競争は「6、7分の3くらい」だと思います。

-床田投手が練習復帰

佐々岡監督 そこまでではなかったと思うので、一安心だと思います。

-打線は林ら若手が頑張った

佐々岡監督 投手同様、次のクールからみんな競争だと思いますし、下からの報告で入れ替える可能性も出てくる。そういう危機感も持っていると思うので、みんな若い選手は必死だと思います。

-新外国人の来日が遅れている中、2年目スコット投手が先発でアピール

佐々岡監督 今日みたいな投球をすればね。先ほどいった6枚の中の3枚がほぼ頭にある中で、残りの3枚を6、7人で争っている。誰が3枠に入るか。みんなの競争意識がいい相乗効果になると思う。

-8回に登板した栗林投手はテンポのいい投球

佐々岡監督 2試合目で、彼本来のピッチングができるようになっていると思う。本当に今年入った新人3人がいい刺激を与えた中で、いい投球をしているので、どこで使おうか、なかなかの悩みでいいんじゃない。

-中継ぎなら勝ちパターン入りか

佐々岡監督 こういう投球をしたら使ってみたいというのはある。

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