オリックスが3年ぶりの貯金を逃した。3点を追った7回、代打ジョーンズの適時打などで1点差に迫るも、その裏にヒギンスの制球難から再び楽天にリードを広げられた。

守備のミスも失点につながった。6回無死二塁で捕手・伏見からのけん制が悪送球になるも、カバーした中堅手が即座に三塁に送球。走者の三塁到達が先か、タッチが先か微妙なタイミングだった。オリックスはリクエストを要求もセーフの判定は変わらず、スクイズで3点目を失った。中嶋聡監督は「攻めた上でのミスにはなるんですが。あそこを、投げないというのはないでしょうし」と理解を示したが、再び借金を背負った。

▽オリックス山崎福(今季初登板初先発で5回2失点も、黒星) 立ち上がりは緊張もありましたが、丁寧に投げようとコースを狙いすぎてしまいました。球数が多くなり、長いイニングを投げられなかったことを反省しなければ。