阪神は投打がガッチリかみ合って3連勝を飾り、21年初の甲子園ゲーム、「伝統の一戦」で単独首位をキープした。

打線は2回に7番梅野隆太郎捕手(29)の先制打などで2得点。3回には4番大山悠輔内野手(26)に9試合ぶりの適時打が飛び出すなど4点を追加し、試合を優位に進めた。投げては先発の西勇輝投手(30)が7回4安打2四球2失点で今季初勝利。試合は7回裏終了時点で降雨コールドゲームとなった。

矢野燿大監督(52)は試合後、「(相手が)ジャイアンツでしたし、いいスタートを切りたいというところで、切れてうれしいです」と納得。大黒柱の西勇については「点数がちょっと多く入って、この雨で、いろんなことで集中しにくいところでしたけど。勇輝らしく丁寧に丁寧に投げてくれた。最後まで行ってくれたというのは本当に、非常に助かりました」とねぎらった。

▼阪神がシーズン10試合消化時点で首位は、18年4月11日広島戦に勝って以来、3年ぶり。なおセ・リーグ優勝した5シーズンのうち、10試合時点で首位は64、85、05年と3度ある。

阪神担当のツイッターはこちら―>

阪神ニュース一覧はこちら―>