阪神ドラフト2位伊藤将司投手(24)が、7日の巨人戦に先発する。

阪神の新人投手が初勝利を巨人戦で挙げれば、2リーグ分立後8人目。03年久保田智之以来18年ぶりで、先発に限ると87年猪俣隆以来34年ぶり。猪俣は後楽園での登板で、阪神の新人先発が甲子園の巨人戦でプロ初勝利となれば、史上初となる。

伊藤将は前回3月31日広島戦でプロ初登板。5回を投げ毎回の8安打を許すも、2失点にまとめた。勝敗はつかなかったが、一塁けん制で2度走者を誘い出すなど、落ち着いたマウンドさばきを見せた。

横浜高時代は春夏2度甲子園に出場して1勝2敗。「高校の時は甲子園で、いい結果が出なかったので、リベンジしたいと思っています」と意気込みを語っていた。同い年の巨人岡本和ら、宿敵を封じて初勝利なるか。

 

<巨人戦でプロ初勝利を挙げた阪神新人投手>

▼山本和行 72年7月5日(札幌円山)、先発で9回2失点完投。

▼中田良弘 81年5月4日(後楽園)、先発で6回途中4失点。

▼中西清起 84年6月30日(後楽園)、先発で5回2失点。

▼猪俣隆 87年8月11日(後楽園)、先発で6回途中3失点。

▼野田浩司 88年6月28日(甲子園)、救援で1イニング無失点。

▼福原忍 99年4月4日(東京ドーム)、2点を勝ち越した直後の7回、5番手で登板。1死二、三塁のピンチを切り抜けた。

▼久保田智之 03年6月15日(甲子園)、救援で1イニング3者三振に仕留め無失点。

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