右ヒラメ筋損傷で離脱中の楽天田中将大投手(32)の復帰登板予定が、最短で15日ロッテ戦(楽天生命パーク)になる可能性が高まった。7日の西武戦(メットライフドーム)の試合前に取材に応じた石井一久GM兼監督(47)は「10日(ソフトバンク戦=楽天生命パーク)は考えていたんですけど、実際問題、10日で大丈夫かというところもある。これも田中だけでなくチームの問題として、この後の田中投手の20何試合の方が大事なので、そこは焦らずにはいきたい。(復帰登板の)ターゲットとしては10日を目指していましたけど、もうちょっと後ろでもいいのかなというところがあります」と現状を説明した。

患部の状況は病院で再検査を受けて順調な回復を確認しているという。その上で長いシーズンを見据えながら、新たに復帰登板の日程を調整中。指揮官は「今の段階で(田中の復帰登板は)17日ということはないです。17日というプランもありますけど、そのもうちょっと手前のところも考えています」と15日になることを示唆。「今は状況的には検査をして、だいぶよくなったので、だったらもうちょっと17日より早く行こうかという段階ですね」と話した。